ロッテ沢村拓一投手(35)が都内の病院で「可逆性脳血管攣縮症候群」と診断を受け、入院していたことが明らかになった。

ロッテが10日、公表した。沢村は7月下旬ごろから頭痛の症状を感じ、今月上旬から都内の病院に検査入院。同7日に退院し、現在はZOZOマリンなどでジョギングやキャッチボールなど、軽い運動を行っている。今後は今月末までは高強度の運動は禁止されており、その後に問題がなければ通常練習を再開する予定。

 

◆可逆性脳血管攣縮症候群 激しい頭痛が主症状。脳の血管が一過性に強い収縮を起こすために生じるもので、痛みは数秒から数分間続く。入浴やシャワー、大声、ストレスなどが引き金になるとされる。吐き気や嘔吐(おうと)を伴うこともあり、1~数週間繰り返されるが、次第に落ち着いてくるといわれる。