元ソフトバンクのエースで12年に沢村賞を獲得した摂津正氏(41)がセレモニアルピッチを務めた。

この日は球団創設85周年&ドーム開業30周年記念イベント「ダブルアニバーサリーデー」の最終日。ブラックを基調とした特別ユニホームを着用し、現役時代をほうふつさせる力強い投球を見せた。摂津氏は「懐かしい感じでした。また次投げることはないと思いますが、楽しめました」と笑顔だった。

投球を受けたのは摂津氏の現役時代の背番号「50」を受け継いだ板東湧梧投手(27)だった。セレモニアルピッチ終了後には板東からアドバイスを求められ、野球談議を交わしたという。「50番といえば板東と言われるように頑張ってほしいですね。ローテーションに入って2桁勝てると思います」と、今後の活躍に太鼓判を押した。

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