阪神の守備に珍しいシーンがあった。同点の8回1死二塁。加治屋蓮投手(31)が代打松山への投球が暴投となり、ボールは大きくはね、長坂拳弥捕手(29)の左後方へ。

長坂はこれを見失っていたが、本塁カバーに走った加治屋が勢いそのままボールを拾い、二塁走者を三進だけにとどめた。投手が自ら暴投を取りにいく珍しいシーンだった。

ただ、その後、松山には中前適時打を浴び、勝ち越しの得点を許した。

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