日本ハムが投打かみ合い、新球場開業後最多3万4035人の大観衆の前で、今季6度目の3連勝を飾った。

2回2死一、三塁で奈良間大己内野手(23)がセーフティーバントを決めて先制。2死満塁から1番万波中正(23)が押し出し四球を選び2点を先制した。さらに5回1死一、二塁からアリエル・マルティネス捕手(27)が左前適時打、2死二塁から松本剛外野手(30)の中前適時打で、2点を追加。2死一、二塁から野村佑希内野手(23)が出場12試合ぶりの適時打を放ち、この回、一挙3点を奪った。

マルティネスは「今日は絶対に打点をあげたかったです。アグレッシブにいけました」。松本剛は「チャンスで打つ!ただそれだけです」とコメント。先輩の清宮のバットでタイムリーを放った野村は「キヨさん(清宮)バットのおかげです。ありがとうございます」と感謝した。

1カ月ぶり先発の根本悠楓投手(20)は5回2/3、2安打無失点と好投し、2勝目。「2回に変化球でストライクがとれずコントロールできなかった事が反省点です。3回以降は修正する事ができ、何とかゲームをつくることができました。6回は投げ切りたかったです。(2番手の鈴木)健矢さんに感謝しています」と振り返った。