NPBエンタープライズは24日、東京ドームで11月に開催される「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の侍ジャパン出場選手を発表し、阪神から佐藤輝明内野手(24)、森下翔太外野手(23)、桐敷拓馬投手(24)、及川雅貴投手(22)が選出された。西武と並び、球団別では最多の4人選出となった。

背番号は佐藤輝が8、桐敷が47、及川が37とチームと同じ番号を背負うが、チームでは1番をつける森下は、侍ジャパンではロッテ藤原がつけ、代わりに23をつけることになった。

主軸として期待の大きい佐藤輝は「選んでいただいて光栄です。侍ジャパンの一員として、井端監督のもとでしっかり自分の役割を果たし、アジアチャンピオンになれるように頑張ります」とコメント。プロでは代表初選出となった森下は「選んでいただいて本当にうれしいです。大学時代に日本代表の一員として戦って、自分自身は結果が出ずすごく悔しい思いをしたので、またこうしてプロの世界で侍ジャパンに選んでいただいて光栄ですし、とにかくチームの勝利にフォーカスして精いっぱい頑張っていきます」と意気込んだ。

桐敷と及川も初の侍ジャパントップチーム選出。守護神候補にも挙がる桐敷は「日本代表のユニホームを着ることが初めてなので、選んでいただいて素直にうれしいです。この機会を充実したものにしてもっと成長していきたいと思っていますし、侍ジャパンのために、任されたところで精いっぱい腕を振っていきたいと思います」。及川は「侍ジャパンのユニホームを着て戦うことができることを光栄に思います。U-15のWBSCで日本代表として戦った際は準優勝で悔しい思いをして、その時から、プロの世界に入ってまた侍ジャパンのユニホームを着て世界一になりたいと思い続けてきたので、まずその第一歩として、しっかりチームに貢献できるよう頑張りたいと思います」とコメントした。