7月に中日からトレード移籍した西武高松渡内野手(24)が17日、秋季キャンプ地の高知・春野でチームの先陣を切って契約更改交渉に臨み、今季年俸1060万円から現状維持でサインした。

今季は中日で主に代走として23試合出場(2盗塁)も、西武へ移籍後はコンディション不良の時期もあり、2試合出場(1盗塁)にとどまった。「トレードで入ってきたんですけど、なかなか1軍にも上がれなかったので、期待通りのプレーはできていなかったかなと思います」と振り返った。

来季へ向けては「やっぱり一番の自分の売りが足の速さなので、そこを生かして、誰よりも目立っていかないといけないと思っている。(盗塁の)スタートの切り方だったり、一番はやっぱり自分の中では、どれだけいい反応でスタートを切れるかというところ。もっと思い切り走れたらなと思います」と秋季キャンプでは走塁技術も磨いている。来季の目標は「今まで自分がやってきた一番多い(盗塁の)数が15盗塁(21年シーズン)。それを超えられるのが一番いいと思うんですけど、それよりも確率良く決められたら。(成功率)9割いけたら、とてもいいと思う。目指すところは高い方がいいので、それくらいの確率で出来たらなと思います」と目標設定した。(金額は推定)

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