セ・パ両リーグは27日、今季のベストナインを発表し、阪神木浪聖也内野手(29)が、遊撃手部門で初受賞した。

プロ5年目の今季は開幕スタメンこそ逃したものの、127試合に出場し、キャリアハイの109安打、41打点、打率2割6分7厘。ポイントゲッターの役割も果たし、「恐怖の8番打者」として存在感を示した。

ゴールデングラブ賞とのダブル受賞となり「本当にびっくりですけど、そういう賞を取れて素直にうれしいです」と喜んだ。「チームに貢献することが賞をいただくってことにつながると思う。自分がチームのために何ができるかを考えてやっていけたら、今後ゴールデングラブもベストナインもいただけると思う。そこまでしっかり、シーズンに向けてやっていきたいなと思います」と決意表明した。