オリックス中嶋聡監督(54)が頓宮裕真捕手(27)へ「4番独り立ち指令」を出した。昨季は終盤の離脱はあったものの打率3割7厘で初タイトルとなる首位打者。ただし、指揮官は「(4番の)プレッシャーに勝てるのは森友哉しかいないと思っていったわけですけど。もうそろそろいけるでしょ、首位打者。まだ早いかな」と満足していない。

昨年はシーズン初出場の4月5日ソフトバンク戦で4番に座った。ただ打順別で最多は5番の81試合で、打率3割1分6厘。4番では16試合にとどまり、打率も1割8分だった。長打力のポテンシャルを認めるからこそ、主軸に成長することを願う。

日本シリーズでは全7試合に出場し、4番に入った3試合は10打数4安打、1本塁打。プロ6年目の主砲がどっしり座れば、リーグ4連覇もぐっと近づくはずだ。

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