広島野間峻祥外野手(30)が21日、マツダスタジアムに隣接された屋内練習場で自主トレを行った。

合同自主トレは休みだったが午前中に姿を見せて、ランニングや打撃練習で汗を流した。昨季5個に終わった盗塁数に「58連続単打した割に、盗塁が少ないのは寂しい。もうちょっと頑張ります」と盗塁数増へ意欲を示した。

 

例年にも増して、下半身のコンディションに注意を払う。昨季も下半身を痛め、戦線離脱を経験。シーズン終了後には、下半身の筋量が落ちていたことも分かり、今オフは細かなケアを行いながらトレーニングを続けてきた。

 

昨季はコンディション面の不安に加え、後続に左打者が並ぶ2番としての役割も盗塁企図数11にも影響した。「走者を置いてクリーンアップというのがベストなのかなというのがあったので(スタートを切りづらかった)。まずはコンディション的にもしっかり勝負できるようにしながら、思い切りを持って走塁に関してはやっていけたら」。4年連続1桁盗塁が続き、21年からは「9」→「7」→「5」と減少傾向にあるだけに、歯止めをかけたい。今季は粘り強い打撃に加え、脚力を取り戻し走力でも相手の脅威となる。

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