巨人オコエ瑠偉外野手(26)が21日、瞑想(めいそう)トレの効果を実感した。

全体練習前に行われる早出練習に参加。吉川や秋広らとマシン相手のフリー打撃やティー打撃でバットを振り込んだ。早出練習が終了して室内練習場に誰もいなくなると、人工芝の上に足を組んで座った。手を膝の上に置くと約5分間、目を閉じて瞑想(めいそう)をスタート。今オフ、坂本の自主トレに参加してルーティン化した。

「無」の状態に至るのは簡単ではなかった。「最初は『無』になろうと思っても、『無』って漢字が出てきちゃう」と苦戦した。それでも約2カ月、日々繰り返す中で「時間の感覚がなくなる。長いっていう感覚もなくなる」と徐々に感覚をつかんだ。

気持ちの切り替えが最大の目的。練習や試合までの空き時間に行うことで効果を発揮し「1回何も考えない。そこから(気持ちが)リセットされて勝手にスイッチが入る」と心に及ぼす好影響を口にした。

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