阪神森下翔太外野手が「バット問題」を打撃改良のプロセスの1つととらえた。湾曲が少ないピート・ローズ型バットに変更。岡田彰布監督が「あれだけ打球が上がらない」と指摘していたが、最終クールに昨年のバットと併用する決断をした。今後、新たなバットも加えて開幕まで模索する。

周囲の注目にも「シーズンで使うバットはどうなるか分からないけど、たかがバット。それでいいかなと」と冷静。「課題としていることを主に置いて、アプローチを変えただけ。打球を上げようとか、違う角度でアプローチをしているだけ。理想としているところはまだまだ上。4月に照準を合わせていたので、特にキャンプ中にこうなっていたいというのはもともとなかった」と落ち着いた様子で説明した。