先発の軸として期待される2年目の楽天荘司康誠投手(23)が、またしても無失点の好投を演じた。今季3度目の登板で初先発し、5回2安打無失点4奪三振。実戦計10イニングで無失点を継続しており「確実に去年よりも自分でできることが増えてきているなというのは投げてて感じる。今の感覚はすごいいい。徐々に徐々に内容も良くしていければ」と力を込めた。

最速149キロの直球にスライダー、カーブなどを織り交ぜ、相手打線を翻弄(ほんろう)した。初回に2死三塁のピンチを招くも、4番シャイナーを三ゴロに封じて先制を阻んだ。以降も危なげない投球を続けた。5回1死一塁では、113キロカーブで三ゴロ併殺に切り抜け、無失点でリリーフ陣につないだ。

今季の実戦は17日阪神戦が2回1安打無失点、24日中日戦が3回1安打無失点と好投を続け、3度目の登板でも結果を残した。次回登板に向けては「やっぱりインコースをもっと使っていこうかなっていうのは、今日投げててやっぱ思った。意識的に次の登板はインコース、特に真っすぐをちょっと練習できたらいい」と話した。

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