西武古賀悠斗捕手(24)が、22日のヤクルトとのオープン戦(ベルーナドーム)で実戦復帰する見込みとなった。

先発出場した15日、ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)の5回に左肘に死球を受け、途中交代。病院で検査を受けて骨に異常はなかったが、それ以降はチームを離脱していた。この日は全体練習に参加し、フリー打撃や、守備練習、ブルペンで開幕投手を務める今井達也投手(25)の投球を受けるなど、みっちり体を動かした。「大分よくなってきました。大分というか、もう大丈夫です」と笑みをみせた。

松井稼頭央監督(48)は「明日、頭(先発)では行きたいと思っているんですけど。イニングは行けるんだったら、3(回)から5(回)くらいでもと考えてますけどね。バッティングも問題なさそうでしたし、ブルペンも受けてたんでね」と起用への考えを口にした。

古賀はプロ3年目。昨季は自己最多100試合に出場し、打率2割1分8厘、2本塁打を記録した。侍ジャパンの一員として、昨年11月に開催されたアジアプロ野球チャンピオンシップと、今月上旬に行われた欧州代表との試合にも出場している。

正捕手筆頭候補だが、炭谷銀仁朗捕手(36)や古市尊捕手(21)、柘植世那捕手(26)らもおり、争いは激しい。「本当に自覚をもってやらないといけない。ケガをしましたけど、開幕にはこだわっていきたかったので、なんとしても。キャッチャーは古賀だなと、周りのチームメート、ファンの方々にも思ってもらえるように頑張らないといけない」と、オープン戦残り3試合、全力でアピールする。

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