日本ハム福島蓮投手(20)がイースタン・リーグの楽天戦に先発し、5回2安打1失点3奪三振と好投した。

安定した投球を披露した。チーム方針で約70球の球数制限が設けられた中、連打と犠打で招いたピンチから犠飛で失点した4回以外は、いずれも3者凡退のピッチング。190センチの長身から最速150キロを計測した直球と、角度のあるフォークを投げ込んだ。コントロールも乱すことなく、無四球でゲームメークした。

名投手も20歳のボールを評価した。プロ通算130勝の金子千尋ファーム投手コーチ(40)は「球自体は1軍で通用するモノを投げられているので、このまま2軍で経験を積んでいけたら。僕としては先発ですごいピッチャーになると思っている」と福島が持つポテンシャルの高さを語った。

福島は八戸西(青森)から21年育成ドラフト1位で入団した3年目の右腕。今春のキャンプは2軍スタートも、練習試合や春季教育リーグで好投を見せ、3月14日に支配下登録された。

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