オリックスが競り合いに勝って勝率5割に戻した。先発の宮城大弥投手(22)が1失点の今季初完投で2勝目を挙げた。4回に近藤に一時は同点となるソロを被弾したが、その後は得点を与えず。9回も2死から一、三塁と1発出れば逆転サヨナラのピンチを迎えたが、近藤を空振り三振に仕留めた。

打線は3回に西野の右翼線への適時二塁打で1点を先制した。追いつかれた直後の5回には、頓宮裕真捕手(27)が勝ち越し打。「追い込まれていましたし、何とか食らいついて逆方向へ打つことができました」と右前への適時打を振り返った。頓宮はこれで5試合連続安打となった。

9回には西川龍馬外野手(29)にも17試合ぶりの適時打が出て、貴重な3点目を奪った。

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