ロッテは23日、千葉市内の小学1年生にオリジナルのランドセルカバーを無償配布することを発表した。

ドラフト1位ルーキーの上田希由翔内野手(22)がこの日、球団公式マスコットのズーちゃんと千葉市立上の台小学校を訪問し、約110人の1年生にランドセルカバーを贈呈した。「みなさん小学1年生で入学してきたと思うんですけど、自分も1年生と言うことで、同じ1年生同士、不安もたくさんあると思うんですけど、これからも一緒に頑張りましょう」とあいさつ。「見た感じズーちゃんの方が人気ありそうなので…自分もズーちゃんより、人気になれるように野球どんどん頑張って行こうかなと思います」と自虐気味に話した。

“プロ1年生”の上田は「何をやったらいいのかわからない状態からのスタートなので、そういうところをつかむのもそうですし。流れとか試合も全てにおいて初めてのことばっかなので、そういう不安とかはたくさんあります」と話しつつ「リズムを若干つかんできている」と現在の心境を語った。「こういう活動を通してもプロ野球選手として、社会人として、しっかりやっていけたら」と成長していく。

ランドセルカバーの配布は12年から13年連続で行っている地域振興活動。今年は約2000枚のランドセルカバーが千葉市内35校に通う小学1年生全員に教育委員会を通じて無償で配布される。

【関連記事】ロッテニュース一覧