阪神藤川球児監督(44)が、決勝アーチを放った佐藤輝明内野手(26)をねぎらった。

0-0のまま迎えた延長11回1死一塁、佐藤輝が巨人船迫のカットボールを捉え、右中間スタンド上段へ運ぶ決勝の25号2ランを放った。

チームはこれで3連敗を阻止し、2位巨人とのゲーム差は今季最大10に広がった。20日の第2戦に勝利すれば球団初となる球宴前の巨人戦勝ち越しが決定する。

試合後、指揮官は「本当にタフなゲームで、両チームでしのぎあいながらでしたけど、本当に待っているものが出ましたね。素晴らしかったと思います」と賛辞を送った。

6回無失点と粘った先発の村上頌樹投手(27)にも「展開的にはすごくストレスがかかる投球内容といいますか、しびれるようなゲームだったので、本人も前半戦の疲労があるところで最後にがんばってくれたと思いますから、本当にいい活躍だった」とねぎらいの言葉。無失点リレーをつないだリリーフ5人にも「向上心もあるからこそ、立ち向かおうとする、それはやっぱり最後ギリギリのところで粘ってでもなんとか帰ってこようとするというのがあるので、今後も続けてほしい」と話した。

▼阪神と2位巨人の差が今季最大の10ゲームに開いた。阪神が2位に2桁ゲーム差は6度目で、88試合目は03年の57試合目、08年の73試合目に次いで早く、球宴前も03、08年に次いで3度目。藤川監督は就任1年目で、阪神の新人監督が2位に2桁ゲーム差は初めてだ。昨年のパ・リーグで1年目の小久保監督(ソフトバンク)が65試合目で10ゲーム差つけたが、セ・リーグの新人監督では02年原監督(巨人)の87試合目に次ぐ2番目のスピードで2桁ゲーム差をつけた。

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