西武は敗れ、ソフトバンクにリーグ優勝の胴上げを見せられた。

その優勝チームから2回4奪三振無失点、豆田泰志投手(22)はチームの意地を表現してみせた。

この日、今季初めて1軍に昇格。「言っちゃえば、もう崖っぷちの状況とは思ってたので」と吐露する。育成入団から支配下登録されたものの、プロ5年目の今季はなかなか浮上できなかった。

むしろ、8月21日の試合までは無失点投球こそ続いていたものの3軍にいた。約1カ月での復活劇。

「気持ちの面をしっかり保てて。投げる時の心情、しっかり落ちついて考えることを少なくして。考え込まないように。良くなった心当たりはそこですね」

この日も相手のことを過度に考えすぎず「試合だけに集中して、ファームでやってきた良かったことを出せたと思います」と150キロに届く直球で押し込んでいった。

自身で表現する崖っぷちからはい上がるに、まずはこの上ないアピールに。「今日みたいに三振多く取ったり、まっすぐ押していったり、自分のいいところを見せて、まだ1軍で戦える投手だとチームに思わせることが大事だと思います」。残り6試合。無心で腕を振り抜く。【金子真仁】

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