CSはオレに任せろ! ソフトバンク柳田悠岐外野手が9日、37歳の誕生日を迎え、クライマックスシリーズでの活躍を誓った。過去のCSで歴代トップの33打点、同2位タイの9本塁打を放っている“CS男”。今季は右脛骨(けいこつ)骨挫傷で約5カ月の長期離脱があったが、最終盤は2戦連発締めでポストシーズンに弾みをつけた。チーム最年長が小久保ホークスを5年ぶり日本一へ導く。
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小久保監督の54歳バースデーから一夜明け、9日は柳田が37歳を迎えた。チーム最年長は、全体練習でフリー打撃も左翼守備も走塁練習でもハッスル。近藤が左脇腹を痛めてCSを回避する見込みとなり、勝ち上がるには柳田のフル回転が不可欠だ。「そんなことないでしょう。僕はちょっとでも貢献できるように頑張ります」と謙虚に語るも、“CS男”に期待は高まる。
12年のCS初出場から歴代トップの33打点を記録してきた“打点王”。9本塁打も10本の元ヤクルト内川聖一氏に次ぐ2位タイだ。短期決戦でも無類の勝負強さを見せてきた。ファイナルステージ開幕まで1週間を切り「野球をやるだけではない。トレーニングもしっかりやるなど準備がある。そういうところをしっかり。あとは一生懸命やるだけ」。最善を尽くし「自分のバッティングがしたい。自分のスイングがしたい」と意気込んだ。「それでダメだったら仕方ないです」。終始リラックスした表情で、バースデーの全体練習を終えた。
4月11日ロッテ戦での自打球で、右脛骨(けいこつ)骨挫傷の重傷を負った。約5カ月後の9月22日オリックス戦で1軍復帰。シーズン成績は打率2割8分8厘、4本塁打、9打点。最終戦の10月5日は2戦連発締めでポストシーズンに弾みをつけた。その打棒に、小久保監督も「ゲームをこなすごとに『らしさ』が戻ってきた。反対方向の打球も出て。打球を見ていたら若い」と目を細めた。リードオフマン周東も背部痛でCS出場は不透明。終盤に1番起用が続いた柳田が切り込み隊長を任される可能性もある。「何番でも打席に立ったら一緒なんで」。小久保監督の背番号「9」を引継ぐ男が、指揮官を5年ぶりの日本一に導く。【只松憲】



