ヤクルト池山隆寛新監督(59)が10日、都内で就任会見に臨んだ。

「このたび1軍監督に就任いたしました池山隆寛です。よろしくお願いします」と背筋を伸ばした。「緊張とうれしい気持ちでいっぱいです。(決断は?)即決でした。上を向くしかないので、ヤクルト球団にお世話になったので、恩返しをしたい」と語った。

現役時代は通算304本塁打で「ブンブン丸」の愛称で親しまれた。20年から2軍監督を6年間務め、若手の育成などが評価され、内部昇格となった。今季限りで退任した高津監督の後任となる。

12月17日には60歳を迎える。55年阪神岸一郎監督、98年横浜権藤博監督、17年中日森繁和監督に続くプロ野球史上4人目の還暦の新人監督となる。打撃練習では自ら打撃投手を務めるなど、熱いハートで選手と向き合ってきた。今季は最下位に沈み、3年連続のCS出場を逃したヤクルト。池山新監督が兼ね備える経験と情熱で再建を担う。

◆池山隆寛(いけやま・たかひろ)1965年(昭40)12月17日生まれ、兵庫県出身。市尼崎から83年ドラフト2位でヤクルト入団。87年から遊撃のレギュラーをつかみ、5度のリーグ優勝に貢献。ベストナイン5度、ゴールデングラブ賞1度。02年引退。通算1784試合、1521安打、304本塁打、898打点、打率2割6分2厘。06~09年に野村監督率いる楽天で打撃コーチ担当。ヤクルト、楽天を経て、20年からヤクルト2軍監督。愛称は「ブンブン丸」。183センチ、75キロ。右投げ右打ち。

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