阪神大竹耕太郎投手(30)が7回無失点で今季3戦目で初勝利を挙げた。4安打無四球で貴重な1点を守り切り、救援陣につないだ。

通算対戦成績を16勝2敗とした広島キラーは「前回も前々回も点を取ってもらったあとに逆転されたりした。助けていただいた分、今日は自分が踏ん張って勝てる試合にしたかった」。7回2死から連打で一、三塁。初の得点圏で勝田を二ゴロに抑えると、左手を握って雄たけびを上げた。

「雨男」で知られる。今年も含め、嫌というほど影響を受けてきた。そのつど自らの体と向き合って新しい日程に合わせる。コツはプラス思考。「嫌なことの裏側に、いい部分が絶対にある。間隔が空くのなら、その分いい調整ができる、後半へ体力保存できるとか」と事もなげに話した。

前日25日、以前から習う武術の稽古を久しぶりに受けた。野球も同じく間合いのスポーツだ。前の2試合は相手より自分と戦っていたと気づいた。7回、モンテロの見逃し三振は意表を突くクイック投球から。相手は完全に立ち遅れていた。「もう1回しっかり相手と対峙(たいじ)する。大事なことに気づけました。1回から7回まで集中力を切らさずにできました」。大竹らしさを余すことなく表現した。【柏原誠】

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