巨人浦田俊輔内野手(23)が警告を受けた。7回2死、DeNA岩田の投じたボールに空振り。そのままバットがすっぽ抜けて、投手方向に投げる形となった。球審が場内アナウンスで警告を与えることを宣告した。
12日からは打者の「危険スイング」に対して警告や退場処分を科す新たな運用が始まったばかりで警告を受けたのは12球団で初となった。
対象となるのは、打者がスイング時に最後までバットを保持できず、途中で投げ出してしまったケース。スイング途中の「すっぽ抜け」も含まれていた。バットがグラウンド上の選手や審判員、ボールボーイ、ダッグアウト、カメラマン席、スタンド方向へ飛ぶなど、他者に危険を及ぼす行為を「危険スイング」と定義される。
罰則は3段階で危険スイングをしても他者に接触せず、グラウンド上を転がっただけの場合は「警告」。今回の浦田はこれに該当した。
同一試合で同一打者が2度目の危険スイングを行った場合は「退場」となる。さらに、バット全体が他者へ向かい、直接身体に当たった場合や、ダッグアウト、カメラマン席、スタンドなどボールデッド区域へ飛び込んだ場合は、1度目でも「即退場」となる。
また、打球とともに飛んだバットが守備を妨害した場合は、公認野球規則5・09(a)(8)を適用して打者アウトとし、警告も併せて宣告。さらに野手へ直接当たった場合は即退場となる。
今回の措置の背景には、4月16日のヤクルト-DeNA戦(神宮)で発生した事故がある。ヤクルト・オスナの手から離れたバットが、球審の川上拓斗審判員(30)の左側頭部を直撃。川上審判員は緊急手術を受け、現在も治療が続いている。



