戦国時代の武将、真田信繁（幸村）が乱世を生き抜く姿を描くＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」（来年１月スタート、日曜午後８時）の取材会が５日、長野県上田市で行われた。主演の堺雅人（４１）が出席した。

　同作は両親、姉、関ケ原の戦いで西軍と東軍に別れて戦うことになった兄ら真田家の家族愛も描かれる。「気持ちのいいスタートを切ることができました。さわやかな家族の物語にしたいと思っております」。妻で女優の菅野美穂（３８）が、８月に第１子となる男児を出産し、初の公の場だが、「家族の物語を演じるに当たって、新しい家族ができたことは励みになります。頑張りたい」と笑った。続けて「１つの物語に入るのも新しい家族ができたようなもの」と語った。

　堺の大河ドラマ出演は、０４年「新選組！」０８年「篤姫」に続き３作目となる。