韓国出身の歌手パク・ジュニョン(33)が23日、都内で「富士河口湖町観光大使」を委嘱された。

 8月発売の新曲「河口湖」が縁で、「町の魅力を全国に広めてほしい」と大役を任された。09年に兵庫・赤穂市から任命されて以来、2度目の観光大使。

 「僕はまだまだ小さい力ですが、一生懸命に河口湖を宣伝できればと思っています。河口湖は自然が美しくて、とてもいいところ。富士山が見える景色に魅せられました。この歌を聴いて、これまで以上に日本全国や世界中からたくさんの観光客の方に来ていただけたらうれしい」とPRした。

 ライブではオリジナル曲のほか、ファンからのリクエスト曲から、山本譲二「夜霧のあなた」、安全地帯「悲しみにさよなら」、新沼謙治「ヘッドライト」などを選んで歌唱。「涙をこぼすような曲から、楽しくて幸せになるような曲までたくさんのリクエストがありました。知らない曲もあって、覚えるのが大変。新沼謙治さんの『ヘッドライト』は、最初聴いたときは僕に合うのかなとちょっと不安でしたが、実際に歌ってみたらすごくいい曲。今日はジュニーバージョンで皆さんに聴いていただきたいなと思います」。

 約2時間で計20曲を歌唱し、集まった約300人の熱心なファンを何度も沸かせた。