宝塚歌劇花組「新源氏物語」の新人公演が20日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、次世代を担う男役スター、柚香光(ゆずか・れい)が主役の光源氏を演じた。
新公主演は3度目となる柚香は入団7年目で、今回がラストの新人公演となった。
「新源氏物語」は平安時代の和物で、セリフなどが難しいとされる。終演後、柚香は「この作品は難しいなぁというのを身に染みて感じた。慣れていないことが多いのが原因かもしれない。ただ慣れていないという言葉に甘えず、これから1人1人が力をつけていきたいと思えるような公演でした」と振り返った。
本公演では光源氏の恋人の1人、六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)と、光源氏の正妻である女三宮と禁断の恋に落ちる柏木と性別の違う対極の2役を演じている。本公演で柏木、新人公演で主役と言えば、史上最速トップの天海祐希と同じパターン。花組期待の男役が26年前に大スターが残した足跡をたどった。
ヒロインを務めた娘役の朝月希和は「所作をはじめ本物の難しさに直面した公演でした。でもみんなが一生懸命にたいへんな課題に取り組み、舞台に立てたことが幸せです」と充実した笑顔を見せた。
東京公演は12月10日。



