渡辺美奈代(46)が25日、都内で、デビュー30周年記念コンサート「Forever IDOL 374」を開催した。リハーサル後、集まった報道陣の取材に応じた。

 渡辺は今年6月、生涯アイドル宣言をしているが、この日、自らデザインしたというラメ入りビスチェと膝上の30センチのフレアスカートで登場。「30周年を迎えられるとは思っていなかったので、うれしい」と話し、「80年代のアイドルは結婚して子どもを生んでの芸能活動はタブーだったけど、今の時代はママタレとか、恵まれていると思います」と話した。

 おニャン子クラブについて、「長いようで短かったけど、今の私を作ってくれました。学生とツアーでハードスケジュールでしたが、今はいい思い出です。あの時期があったから今があり、とても感謝しています」。

 今だから話せる、ぶっちゃけ話を振られると「え~、みんな仲良かったですよ。よく何派とか言われますが、あれは後から誰かが作った話だと思います。いい意味で刺激し合っていた」と話しながらも、「多分ね。私はいい思い出しかありません。美奈代派はありませんでした」と笑いながらも含みを残した。

 生涯アイドル宣言については、「10年後もこれよりも短いスカートをはけるようにがんばりたい。卒業する必要も無いと思うので、皆さんが望んでくれるなら続けたいです」と笑顔をみせた。

 さらに「今日のコンサートは同窓会みたいなものです。おニャン子クラブ時代のファンも結婚して子どもが出来てからのファンも、皆さんが参加できる、参加型のコンサートになっていますので、ぜひ楽しんでください」と話した。