「第29回ジュノンスーパーボーイコンテスト」が27日、都内で行われ、早大1年生の押田岳さん(19)がグランプリに選ばれた。

 ダンスサークルに所属する色白塩顔系イケメン。自由パフォーマンスタイムでは、「押しダンス」と名付けたキレのあるヒップホップダンスを披露した。

 結果発表時は、次々と受賞者が発表されていく中名前が呼ばれず、次第に笑顔が消えていった。しかし、最後のグランプリ発表で大逆転。「呼ばれることを考えていなかったのでびっくり」と話したが、会場に駆けつけた友人たちの声援に「『何か賞を取って帰るね』とみんなに言っていたので」と、安堵(あんど)の表情を見せた。

 現段階で所属事務所などは決まっていないが、将来は俳優になりたいという。目標はV6岡田准一だと明かし「大河ドラマに出たり『永遠の0』に出たりしている。歴史ものが好きなのであこがれます」と話した。第19回大会でグランプリを獲得し、40社の芸能事務所からオファーをもらった溝端淳平(27)は「熱意のある事務所がいいと思う」とアドバイスした。

 三浦翔平(第20回フォトジェニック賞)、菅田将暉(第21回最終選考会出場)など、賞の有無にかかわらず、今を時めく俳優を多く輩出してきたコンテスト。今年は、準グランプリおよび明色美顔ボーイ賞に岡田龍太郎さん(22)が、フォトジェニック賞に鈴木一平さん(18)が、審査員特別賞に副島和樹さん(23)が、JUNON銀だこボーイ賞には加藤玲大(れお)さん(21)が選ばれた。