歌手の森昌子(58)とA.B.C-Zの河合郁人(29)が、舞台「のど自慢 ~上を向いて歩こう~」(6月29日から東京国際フォーラムなどで上演)にダブル主演することが10日、分かった。森は32年ぶりの舞台主演。2人は初共演だ。

 99年に公開された映画「のど自慢」(井筒和幸監督)を、音楽喜劇として舞台化した作品。関東近郊の小さな町を舞台に、デビューからなかなか売れないまま10年が経過した演歌歌手を森が、森を必死に売ろうとするマネジャーを河合が演じる。

 森は「71年に芸能界に入って、45周年を終え新たなスタートを切るタイミングで、音楽喜劇という初めてのお仕事に挑戦できることをうれしく思います。皆さんと一緒に作品を作り上げていくことに今からワクワクしています。大いに楽しむぞ~♪」と喜んでいる。

 河合は「森昌子さんとご一緒させていただけるなんて光栄です。うちの母親が喜んでました」と笑顔。「キャストの皆さんとスタッフの皆さんと一緒に最高のチームを本番までに作り上げて、最高の作品をお届けします!」と意気込んだ。