米大ヒット映画「ワイルド・スピード」シリーズなどで知られる俳優ドウェイン・ジョンソン(45)が、米大統領選出馬に意欲を見せている。GQ誌のインタビューで、「1年間前から幾度となく話が持ち上がって、真剣に考えるようになった」と明かしたもの。

 大統領にはバランスとリーダーシップが大切と語ったジョンソンは、トランプ大統領の移民排除の政策について問われると、「完全に反対だ。米国は移民で成り立っている国であり、移民の入国を禁止することは間違っている」とコメント。「誰かを黙らせるようなことをしないのが良いリーダーの資質。意見が食い違ったとしても一緒に解決していかないといけない」とトランプ政権を批判した。 (ロサンゼルス=千歳香奈子)