テリー伊藤(67)が、今回の衆院議員選挙で希望の党が惨敗する原因となった小池百合子代表(65)の落ち度について分析した。

 テリーは26日放送のTBS系「ビビット」に出演。小池氏の今後について「大変だと思いますよ。都知事に専念するって言ってるけど、実際問題これだけ安倍さん叩きしていて、これからオリンピックに向けて本当は一番味方になってもらわなくちゃいけない安倍さんを敵に回している。小池さんっていつも誰かを敵にして伸びてきている。ちょっと前は森(喜朗)さん、石原(慎太郎)さん、そして安倍さん。いつも誰かを敵にして自分のポジションを守るっていう、ここはちょっと心配ですね」と私見を述べた。

 また、爆笑問題の太田光がラジオ番組で、希望の党の敗因は小池氏の「排除」発言ではなく「お前の態度が悪いんだよ。言葉じゃねえんだよ。まだわかんねぇかって。お前のどっち付かずの態度だろって」と発言したが、テリーは「排除っていう言葉が問題になってるんじゃなくて、排除したことが問題。言葉じゃないんですよ」と持論を展開。「あの人たちを自分の中に入れてやれば、こんな結果にならなかった」とした。

 さらにテリーは小池氏の“弱点”について「人を育ててない。ここが最大の弱さですね。自分で全部ワンマンでやってきているから、ここまで誰も決定権もない。いくらなんでもこれだけ国を預かろうとしている人が、1人でできるわけがない。小池商店なんですよ」と語った。