タレントのデヴィ夫人(77)が、横綱日馬富士の暴行問題について「必要悪なのでは」と私見を述べた。

 デヴィ夫人は23日、「暴言に暴力、礼節なき言動」のタイトルでブログを更新。今回の暴行の引き金になったと報じられている貴ノ岩の言動に触れ、「行き過ぎた指導・暴力には絶対反対、許されませんが、大先輩の横綱方に向かって若輩貴ノ岩のこの態度は万人が感心しないことでしょう。このような後輩に対して、上下関係を学ぶにあたって必要悪なのではないでしょうか」と持論を展開し、日馬富士を擁護した。

 また、被害届を出した貴乃花親方についても「相撲協会の改革を考えていらっしゃるのはよくわかりますが、今のままでは改革すらできないのではないでしょうか。今回の貴乃花親方の行動は正しいものなのでしょうか」と疑問視。「下手すると日馬富士は角界から追放しかねないのです。このようなモンゴル人気質かモンゴル人同士の間で起きた出来事によって、日馬富士が消えてしまうなんて悲し過ぎます」との思いをつづるとともに、「貴乃花親方はご自分の弟子の教育に失敗したことを認めるべきでしょう。技だけでなく力士としての礼儀作法を正しく教えるべきでしたね」と指摘した。