元祖お騒がせセレブ、パリス・ヒルトン(36)が、かつて友人だったリアリティー番組の女王キム・カーダシアン(37)そっくりに変身したなりきり写真をインスタグラムに掲載して話題になっている。カーダシアンは10数年前の無名のころにヒルトンのアシスタントとして働いていたこともあったが、現在ではすっかり2人のポジションが逆転。カーダシアンが売れてからは、何年も口をきいていないほどの不仲で絶縁状態だったと言われていた。

 そんな中、ヒルトンはカーダシアンの夫で歌手のカニエ・ウエストが手掛けるファッションブランドYeezyのコレクション「シーズン6」のキャンペーンに登場し、カーダシアンになりきって撮影を楽しんだという。そっくりなメークと根もとがブルネットの金髪でカーダシアンに変身したヒルトンは、「キムのクローンになるのはとても楽しいわ」とコメントしている。体形までもがカーダシアンにそっくりだったため、ネットでは画像処理した合成写真ではないかといううわさもあったが、ヒルトン自身がキャンペーンのために撮影したものだと認めている。

 キャンペーンには他にもカーダシアンの妹カイリー・ジェンナーの親友ジョーディン・ウッズなども参加し、全員がカーダシアンそっくりに変身した写真をインスタグラムに投稿しているが、ヒルトンが一番そっくりだったようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)