吉本興業が沖縄県那覇市に開校したエンターテインメント総合専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」(2学科4コース)の落成式と第1期生の入学式が9日、行われた。

 「あそぶガッコ。」をテーマに、エンターテインメント分野で沖縄から世界へ通じる人材を育成する目的で、沖縄では初のエンタメ専門学校の認可校となった。

 落成式では、吉本興業の大崎洋社長(64)が「ハイサイ!」とあいさつ。「夢にまでみた沖縄の学校がきょう始まります。エンターテインメントは最高の教育の手法だと思っています。世界に羽ばたく人材が出てくるんだろうなと思い、期待しています。私たち吉本興業もみなさんの夢に乗っていきたい」と抱負を語った。

 また入学式で大崎社長が新入生36人に「イエーイ!」大声でノリノリであいさつすると、MCを務めた沖縄出身のガレッジセール・ゴリ(45)が「ホントに社長なのか、この人」とポツリ。大崎社長は「NSCの1期生だったダウンタウンに教えたことは、ひとつもなかったけど、彼らのグチや悩みは延々聞き続けた。だから、君たちにも教えられることはないけど、グチや悩みは聞けると思うんで、いつでもメールをください」と呼びかけた。