フジテレビは27日、都内の定例会見で、TOKIOの山口達也(46)の強制わいせつ容疑事件をめぐり、26日の「プライムニュース イブニング」で「現場にもう1人男がいた」と報じて同日夜訂正、謝罪した件について説明した。

 岸本一朗専務は「複数の取材源から情報を得て放送した。関係者から違うと指摘されて、直ちに訂正した」とした。5日の「直撃LIVE グッディ!」でもオフィス北野と無関係の男性を現役社員として放送するなど訂正が続いているが、宮内正喜社長は「全番組、特に情報、生番組については業務フローの見直しを指示した」と話した。

 バラエティー番組「TOKIOカケル」(水曜午後10時)の来月2日放送分については、山口の出演部分を編集してカットし放送すると発表。石原隆編成統括局長によると同9日以降の放送をどうするかは「検討中」という。

 また、4月2日付で編成局編成センターの重岡由美子ゼネラルプロデューサーをジャニーズ事務所に出向させた件について、遠藤龍之介専務は「ジャニーズさんには、いろいろなタレントさんがいるし、ショービジネスのスキルがある。将来的に共同のコンテンツを作ることができれば」と期待した。