海外で音楽を学ぶためグループを脱退し、年内をもってジャニーズ事務所を退所する関ジャニ∞渋谷すばる(36)が8日、テレビ朝日系音楽バラエティー「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜午後11時10分)でグループメンバーとして最後となるテレビ出演をした。

 渋谷は目を潤ませながら「ジャニーズ事務所のタレントとして21年間、関ジャニ∞メンバーとして14年間、今日まで活動してきたことは自分の人生にとって何よりの誇りです。最後の瞬間も、ここにいる6人の仲間たちにすごく支えられてます。本当に感謝してます、ありがとう。これからの6人の関ジャニ∞にも期待してください」と話した。メンバー7人そろっての活動はこれが最後となる。

 15年4月の番組開始以来、一部地域をのぞき初の生放送となった。「最後に披露したい曲」は2曲で、メンバー7人で決めたという。まず「大阪ロマネスク」を7人で歌いその後、グループ初のバンド曲「LIFE~目の前の向こうへ~」を演奏し歌った。骨折による全治3カ月のけがが発表された安田章大(33)も演奏に参加。大倉忠義(33)も熱いドラム演奏で渋谷のラストに花を添えた。

 錦戸亮(33)は大粒の涙を流し演奏後「最後に寂しくなっちゃった」。横山裕(37)は「すばるが頑張るように僕たちも頑張っていかなきゃ」、丸山隆平(34)は「悔いない音がみんなで出せた」と話した。村上信五(36)が「これから6人の関ジャニ∞もよろしくお願いします!」と叫び終了。渋谷は笑顔でグループを旅立った。