関ジャニ∞大倉忠義(33)が、来年公開の映画「窮鼠はチーズの夢を見る」(行定勲監督)に単独主演することが11日、分かった。初共演の俳優成田凌(25)と、男性2人の切なく狂おしい恋を表現する。

水城せとな氏の漫画シリーズが原作。大倉演じる大伴恭一は、ある日後輩の今ケ瀬渉(成田)と7年ぶりに再会し、突如「昔からずっと好きだった」と告白される。今ケ瀬のいちずなアプローチに振り回されるうちに、やがて胸を締め付けられるほどの恋の痛みを覚え、ともに過ごす時間が心地よくなっていく。男性同士の恋愛を描いた作品だ。

大倉は「人が人を好きになるということに境界線はないということを、作品を通じて感じてもらうきっかけになればと思います」とコメント。成田は「きっと、誰にとっても共感してもらえる恋愛が描けると思います」と話した。