25日に放送された二階堂ふみ(24)亀梨和也(33)がダブル主演するフジテレビ系連続ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(木曜午後10時)第3話の平均視聴率が、6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。前回の6・4%より0・2ポイント、アップした。

初回から7・8%、6・4%だった。

原作は累計400万部の小説「姫川玲子シリーズ」。二階堂は、ノンキャリアでありながら、27歳で警部補に昇進した警視庁捜査一課殺人捜査第十係主任の姫川玲子役。姫川は、高校時代にレイプされた過去を持ち、今も当時の記憶に悩まされ続けている。親身になって励ましてくれた女性刑事が、犯人逮捕の際に命を落とし、その遺志を継ぐ思いもあって刑事になった。

その年上の部下となる巡査部長の刑事・菊田和男を亀梨、天敵の捜査第五係主任の勝俣健作を江口洋介(51)が演じている。

第3話は、多摩川土手で成人男性の左手首が発見された“死体なき殺人事件”の被害者で、高岡工務店を営む大工・高岡賢一(寺脇康文)をめぐる話。姫川、菊田たちは、殺害された高岡が、まったく別の人間である可能性が出てきたことを捜査本部で報告する。高岡の生命保険の受取人は、高岡が息子のようにかわいがっていた三島耕介(堀井新太)の他に、内藤君江という女性がいることが判明した。

さらに捜査を進める中、君江の弟である内藤和敏こそが、殺害された高岡の本当の名前である可能性が浮上。和敏には意識不明で入院中の息子、雄太がいた。和敏は12年前に自殺しており、過去に何らかの理由で内藤と高岡が戸籍ごと入れ替わったのではないか、と姫川は推測する。

ところが、橋爪俊介管理官(岡田浩暉)は、姫川が点と点を勘でつなぎ合わせただけで裏付けがないと反論。「被害者が高岡だろうが内藤だろうが、殺したのは誰なんだよ!」といらだつ。難航する捜査が続く中で、姫川たちを、予想もしない衝撃の結末が待ち受けていた。