柴咲コウが主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(土曜午後10時)の24日放送の第3話視聴率(関東地区世帯)が10・0%だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・1%、第2話は9・6%だった。

人気脚本家の遊川和彦氏のオリジナル作品。不慮の事故で25年眠り続け「体は35歳、心は10歳」として目覚めた主人公・望美(柴咲コウ)の成長物語。舞台となる1995年と2020年の間の25年間の社会変化が描かれる。

望美を献身的に介護してきた母親・多恵役を鈴木保奈美、父親・進次役を田中哲司、妹の愛美役を橋本愛がそれぞれ演じる。

また、望美の初恋の相手・広瀬結人役を坂口健太郎が演じる。

第3話で、望美は家族に成長宣言したため、努力するが、うまくいかない。昔から教えることが得意だった元教師の結人に勉強を見て欲しいと思う望美。しかし、娘が結人と近づくことをよく思わない多恵は、学習塾に通わせようとするが、望美はついていけない。

一方、進次は部屋に引きこもる義理の息子・達也(竜星涼)との関係を修復しようと、加奈(富田靖子)の制止を振り切って部屋のドアをたたく。しかし、達也は、いきなり100万円を要求する。

仕事での功績が評価されない愛美は、相沢(細田善彦)と藤子(大友花恋)の順調な恋を前に公私ともに絶不調。結人に愚痴聞き代行を頼むが、酔った勢いで大失態をおかしてしまう。

そんな中、望美は自分のことを巡って多恵が愛美や進次と衝突を繰り返し、家族の溝が深まっていることを悲しく思っていた。結人に会って相談する望美は、世の中を知るために結人の代行業を手伝うことになる。