アニメ映画「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴監督)が、8日の封切りから11日までの4日間で興行収入(興収)5億3135万320円、動員38万4220人を記録した。配給のワーナー・ブラザース映画が12日、発表した。週末の興収と動員は1位で、日本歴代興収新記録を打ち立てた「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)が、12週連続で守り続けた首位を13週で止めた。

空知英秋氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載した漫画を原作に、06年4月から18年10月まで4期放送されたテレビアニメと10、13年に続き3本目となったアニメ映画は、ギャグと人情あふれる作風が熱烈な支持を呼んでいる。同氏が「鬼滅の刃」のキャラクターを描いたカードを、入場者プレゼントとして配った破天荒さも話題だ。

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は9、10日の2日間で興収2億9900万を記録し、累計の興収は356億円超だという。