乃木坂46の渡辺みり愛(21)と伊藤純奈(22)が、グループから卒業することが16日、分かった。それぞれ公式ブログで発表した。

渡辺は「私の中では1年半程前から悩みに悩んでスタッフさんと相談させて頂き決めていました」と明かし、「私の中で、外の世界での色々なものをもっと見ていきたいと思ったし、きっとそう簡単ではない山も登っていきたいなあとそう思い決断したので、とってもとっても前向きな決断です!!」と説明。「かけがえのない奇跡のような場所にいられた感謝。みんなに出会えて本当に良かった!」とつづった。

伊藤は「周りの仲間たちが卒業をしていく中で自分もこの先のことを考えるようになりました。卒業について考える時間が増えて、悩んで、やっぱりいまの自分はもう乃木坂にいるのではなく知らない道に進んでいくべきだと思い、卒業を決めました」と明かした。「8年間。いろんな事がありました。青春は全て乃木坂に捧げました!乃木坂が大好きだったからここまで続けられたのだと思います」とつづった。

5月26日に開催されるアンダーメンバーによるライブ「乃木坂46 アンダーライブ2021」が、2人にとってラストライブになる。無観客配信ライブとなるが、伊藤は「直接みなさんの前でライブをする事ができずに悔しい気持ちもありますが、全て出し切りたいと思います!」と意気込んだ。2人は19日深夜放送のニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」に出演する。

渡辺は6月9日発売の27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」をもっての卒業となり、「卒業日程は決まり次第またお知らせ致します」としている。伊藤は8月末まで活動するという。

2人は13年3月に乃木坂46の2期生オーディションに合格した。ダンススキルの高い渡辺はパフォーマンス面でメンバーの見本となり、グループに貢献した。伊藤は舞台出演経験が豊富で、18年の「七色いんこ」で単独初主演。「オリエント急行殺人事件」などの作品にソロで出演している。