アイドル界きってのバスケ娘、日向坂46の渡邉美穂(21)がこのほど日刊スポーツの取材に応じた。東京五輪バスケ日本代表の奮闘に、手に汗握る日々だ。

小1でバスケを始め、小学校と高校ではキャプテンも務めた。ポジションはポイントガード。中学時代は一時的にフォワードなども経験した。「もしアイドルになっていない人生だったら、もっとバスケが上のレベルの大学とかに行ってみたかったかもしれないな、ってちょっと思った時期もあります」と話した。

テレビ東京系「日向坂で会いましょう」(日曜深夜1時5分)はじめ、バラエティー番組での積極的な姿勢が特長だ。体力を生かして、さまざまな企画で活躍している。「バスケをやっていなかったら、今の自分はなかったと思います。心も成長するし、いろんな面で強くなれていたのかなって思います。がむしゃらに。バスケをやっていると、自然と負けず嫌いになるので」と笑った。

「日向坂で会いましょう」では、大きなすしのワゴンを全力で引き合う「すしワゴン引き」対決で、メンバーたちと名勝負を繰り広げてきた。「あれをオリンピックの種目にしたいです。強化選手なので」とプライドをにじませた。同競技のコツを聞かれると「あれは気持ちですね、最終的には」と即答していた。【取材・横山慧】