俳優細田佳央太(19)が来年1月期のテレビ朝日系連続ドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」(土曜午後11時)でドラマ初主演をすることが9日、分かった。

細田はTBS系の4月期ドラマ「ドラゴン桜」で発達障がいの男子高生を熱演。現在放送中の日本テレビ系「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」では、盲学生役を好演するなど人気急上昇の注目株だ。今回は、イケメンに囲まれて学園生活を送ることになってしまった“平凡”な高校生・池田龍馬を演じる。

企画・原作は、日本テレビ系「あなたの番です」やテレビ朝日系「漂着者」など、話題のドラマを次々に生み出してきた秋元康氏。個性豊かなイケメンたちを相手にした龍馬が、独自の力を発揮して「選抜イケメン大会」の代表メンバーを目指して成長していく姿を描く。女性アイドルプロデュースの名手としても知られる秋元氏にとっては初となる「イケメン」だらけの学園ドラマだ。

細田は、役柄について「そもそも格好つけられないというのもありますけど、自信がなかったり、技量的な面でも余裕がなかったりします。僕にも通じるところがあってすごく親しみやすさを感じました」。“イケメン”の本質に迫るストーリーについては「僕自身もまだ分かっていないので作品を通して答えが見つかったらいいな」と力を込めた。

○…龍馬のイケメン同級生は5人。企業の御曹司・柳一星役を宮世琉弥(17)、学内一の情報通で相棒となる若林拓実役を藤原大祐(18)、剣道ひと筋で誰に対しても礼儀正しい神宮源二郎役を水沢林太郎(18)、ナルシシストでおバカな一ノ瀬塁役を内藤秀一郎(25)、地方から越境して入学してきた宇治原修役を藤枝喜輝(19)がそれぞれ演じる。

◆細田佳央太(ほそだ・かなた)2001年(平13)12月12日、東京都生まれ。14年に映画「もういちど」でデビュー。19年の映画「町田くんの世界」で、初主演。今年も映画「花束みたいな恋をした」「子供はわかってあげない」などに出演。TBS系「ラヴィット!」の6~7月で水曜レギュラー、日本テレビ系「ZIP!」で9月の金曜パーソナリティー。趣味はカメラ、特技はバスケットボール。血液型A。