爆笑問題の太田光(56)が26日、MCを務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に出演し、週刊新潮の日大芸術学部裏口入学報道について言及した。

24日に東京高裁で行われた、新潮社を訴えていた控訴審の判決公判で、新潮社側、太田側とも1審判決を受け控訴していたが、双方とも棄却されていた。

判決について、太田は「全然納得していますね」。

週刊新潮が最高裁へ上告することへは「それはそれで構わない。ただ上告する理由の中に、高校時代の同級生から『割り算ができない』と証言を得てるから裏口だという論理なんだけど、日大芸術学部演劇学科の入試は国語と英語で、数学はないんです。それをなぜ証拠にするのかなって。言ってみれば僕は高校時代、友達いなかったんですよ。だから、そういう証言をする人が思い当たらない」ときっぱり。

続けて、「じゃあどうやって乗り越えたかっていうと、本を読んでた。それしかなかったの俺には。実は今まであまり言ってこなかったけど、これは全部、新潮文庫なんですよ。だから、僕の友達は新潮社。だから上告するのが『週刊新潮』なら俺はなんにも思わないですけど、新潮社自身がもし俺のことをそう思って上告するって言ってるなら…週刊新潮の思いなのか、新潮社全体の思いなのかによって、俺の気持ちはずいぶん変わる」と話した。