8日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終回の平均世帯視聴率が、番組最高の19・7%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。午後0時45分からの再放送でも11・7%を記録。ヒロイン親子の再会を物語最終盤に描く展開が視聴者の興味を集め、注目度の高さを示す結果となった。

初回から最終回(全112回)までの期間平均世帯視聴率は17・1%で、前作「おかえりモネ」の16・3%を0・8ポイント上回った。

最終回のリアルタイム視聴人数も同局から発表され、午前8時放送の総合、同7時30分の放送のBSプレミアムを合わせ、推計で番組最高となる1783・8万人(重複分は排除)が視聴した。アニー・ヒラカワが、るいの母安子であることが判明する109回は、見逃し・同時配信サービス「NHKプラス」でこれまで配信した全ドラマの中で最多視聴数を記録し、同一端末での視聴を表すユニークブラウザ数は、暫定値で29・7万となった。

なお、黒島結菜がヒロインを演じる新朝ドラ「ちむどんどん」がこの日からスタートしている。