乃木坂46などの総合プロデュースや作詞を手掛ける秋元康氏が17日、日本テレビ系「MUSIC BLOOD」(金曜午後11時)に出演し、乃木坂46の代表曲「君の名は希望」のエピソードを明かした。

中盤「君の名は希望」の話題となり、乃木坂46キャプテン秋元真夏(28)が「発売当初よりも、どんどん歌っていって、ファンの方々と私たち乃木坂のメンバーでより育てていった曲なのかなという印象があるんですけど、秋元先生は初めて聴いた時どういう感想だったんですか」と尋ねた。

同曲はグループ5枚目のシングルとして13年3月にリリースされた。秋元氏は「デモで(作曲家の)杉山勝彦さんの曲を聴いた時に、ようやく巡り合えたな、と」と回想。「乃木坂46ははじめ、フレンチポップスでいこうと思っていたんですね。だからそういういテイストで来てたんですけど、何かグッとくる曲を作りたいなと思った時に、この曲を聴いて詞を書く前にこれはいけると思った」と振り返った。

さらに「レコード会社に連絡して、『絶対行ける、ここで売り切らなかったらこのグループはない』と言ったんです」と明かし、「あんまりうれなかったんですけど、その時点では」と言って、笑いを誘った。その上で「彼女たちが何回も何回も歌って、いろんなメンバーが歌っていくうちに、ようやく完成した曲だと思うんですよね」と説明した。

番組ではその後「君の名は希望」を4期生遠藤さくら(20)センターでパフォーマンスした。さらにアンダーメンバーの人気楽曲「日常」も4期生の金川紗耶(20)センターで披露した。