大村崑(91)が7日、都内で行われた、令和4年度「ゆうもあ大賞」表彰式に、主催のゆうもあ倶楽部理事長として登壇。その壇上で、4年前から通うフィットネスクラブ「RIZAP(ライザップ)」で取り組む筋トレの効能をとうとうと語り、スクワットまで実演して見せた。

冒頭のあいさつで登壇した大村は「理事長をさせて頂いていますけれど…何しろね、我々、喜劇の先輩が、どんどん、あっちの方に行かれて、いらっしゃらない。私の携帯にエノケン(榎本健一)先生や(花菱)アチャコさんとか伴淳三郎さん、森繁久彌さん…皆さんの番号が入っている。消せないんですよ。喜劇人は誰もいなくなった」と嘆いた。その上で「私も、ついこの間まで(表に)そんなに出てこないから、過去の人間…今、何してるんですかね? どこ行ってるんだろうね? と言われた。沖縄の方では、死んだなんて言われた」と、自身にも死亡説が流れる状況だったと続けた。

そして「RIZAPを始めてから、みんな『RIZAPだ!』と言ってくれる。いっぺん、落ちた過去の役者が、上がってきたのはRIZAPのおかげ。姿勢も良くなったし、歩く姿勢も若くなった。髪の隙間もなくなり、分厚い毛が生えてきた。白髪の下に黒い毛も」と強調。その上で、スクワットを実演。「これ、太っている人は普通、出来ませんよ。僕は60回くらい、やります。91歳がバーベル40キロかついでます。寝ている筋肉を起こすと筋肉痛になる。そうして筋肉を痛めると、筋肉がつく。筋肉を鍛えてくれと、アドバイスしたい。信用して、やってください」と訴えた。

さらに「私は火曜と金曜に(RIZAPに)行っています。家内は日、火、木、金曜に行っています。何で、そんなにたくさん行くか? 孫みたいな若い男のトレーナーが『出来た~』と褒めて、喜んでくれるのが、ものすごい快感になるから。だんだん、体が若くなって元気になる」と夫婦ともども、RIZAPにはまっていると強調。「僕は108歳まで生きると、専門の先生は言っていますので、生きます」と胸を張った。