NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の静御前役で話題になった女優石橋静河(28)が12月30日にNHK BSプレミアムで放送する「池波正太郎生誕100年 BS特集時代劇『まんぞく まんぞく』」で主人公の女性剣士役を演じ、殺陣に初挑戦する。

歴史小説の巨匠、池波氏の作品は初めて出演する。

「今回脚本を通して池波さんの作品に初めて触れたときに、これまで池波さんの作品が愛されてきた理由がちょっとわかったというか、時代劇ってやっぱりそのフィクション性が強くて、どうしてもリアルタイムの人たちの話ではないので、何か形だったり殺陣っていうことだったり、何かインパクトとして大きいんですけど、その中で池波さんの人物の描き方が、すごくそれぞれのどの役もすごく生き生きとそこに生きてる感じがするというか」と池波氏の作品についての印象を語った。

自身の役についても「いろんな面というか、女性だからこうとか、そういうステレオタイプみたいなことでは一切なくて、こういう部分もあればこういう部分もあるっていうすごく多面的」と分析し、「その他の人物も人間くささがちゃんとあるから、それがあることによって時代劇になったときも、ただのフィクションじゃないっていうか、やっぱり見てる人が今の時代でも共感できたりするから人気なんだなってのはすごく思いました」。

石橋演じる堀真琴は幼き日に自分を守り死んだ金吾(池田鉄洋)の敵をとるため剣の修業に励み、道場随一の剣術使いとなるという役どころだ。「ただ男勝りでその女を捨てて(剣術を)やってるっていうことではなくて、剣術に関してはとても強いけれども、女性らしさというか、柔らかさみたいな、心の柔軟さみたいなものをすごく持ち続けている女の子なので、何かそういうイメージでとらわれてないっていうのがすてきだなと、それができるのがうれしいと思いました」とやりがいを感じている。

同作は、池波氏の同名歴史小説の映像化。ひたすら剣の道に励み「私を剣で打ち負かすような男が現れない限り、結婚しない」と公言していたヒロインが、1人の若者と出会い、結婚を決意するまでの家族愛に包まれた温かい物語。(続く)

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