女優斉藤由貴(56)が、9日放送のフジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10時)の第6話にゲスト出演する。

同作は「ルパンの娘」シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として知られる横関大の最新作「忍者に結婚は難しい」(講談社)が原作の忍者ラブコメディードラマ。主演の菜々緒(34)が演じる草刈蛍は「超実力主義」の甲賀忍者。一方、劇団EXILEの俳優鈴木伸之(30)が演じる夫の草刈悟郎は「超保守主義」の伊賀忍者。現在でも敵対し、ライバル忍者の末裔(まつえい)でもある2人が、お互いの正体を知らず結婚するというストーリーだ。

斉藤は蛍が属する甲賀忍者の諜報(ちょうほう)部員で重要な任務をつかさどっている“山田役”として登場する。第1話では、広瀬アリスが同局「知ってるワイフ」(21年)で演じた役をほうふつとさせる山田役を演じ、蛍に“指令”を渡した。第2話では、山田役の遠藤憲一がキッチンカーの店員として登場し、客で訪れた蛍に接触。第3話では、板垣李光人がフレッシュな新人の忍びとして登場し、重要な情報を蛍に伝達した。

第4話では、くっきー! がクセのある山田役を怪演。続く第5話のGENERATIONS片寄涼太は、精肉店の店主に扮(ふん)し、爽やかなエプロン姿を披露した。今夜放送の第6話では、斉藤の硬軟自在な演技力の中でも一線を画す「表情」「しぐさ」「声色」を披露することになる。斉藤がこれまでに演じてきた役柄の印象とは違った衣装姿に加え、登場後すぐに発せられる衝撃の“第一声”とその唯一無二の特異な演技にも注目が集まる。

斉藤は「ワンシーンとなりますが、自分の中でいろいろ思いついて、工夫をこらすことができて楽しかったです。どんなキャラクターが良いかと考えたときに、“大きい声”の感じが良いかなと思いました。他の(山田役の)みなさまはイケてるかっこいい諜報部員でしたが、わたしは“ダメダメ”な諜報部員という設定で考えて演じてみました」とコメントした。