フリーアナウンサー生島ヒロシ(72)と長男で俳優の生島勇輝(39)が31日、東京・浅草演芸ホールで行われた「ファミリー寄席」で3年連続の高座をつとめた。

同寄席は毎年5月31日に開催され、今年が12回目。講談師神田伯山(39)が満員の客席を盛り上げ、「仲入り」後のオープニングにヒロシがタレントせんだみつお(75)との漫談コンビ「せんみつ&ヒロシ」として登場した。

2人はパンツの話や毎度おなじみの俳優の故丹波哲郎さんの面白エピソード、せんだの長男で千葉県いすみ市議会議員になったせんだ雄太(43)、ミスター赤ヘル山本浩二広島カープ元監督(76)の三男と結婚した長女・せんだるか(41)の話を披露。客席を爆笑の渦に巻き込んだ。

続いて登場したのが、テレビ朝日系「仮面ライダーセイバー」や市川猿之助問題で公開判断が迫られている映画「緊急取調室THE FINAL」(6月16日公開)にも出演している生島の長男勇輝。一昨年の「転失気(てんしき)」、昨年の「松山鏡」に続き、3年目の今回は6代目三遊亭圓生や5代目古今亭志ん生が得意としていた「紀州」を情感たっぷりに演じて、拍手を浴びた。

勇輝は「落語は芝居をする上でも、とても役に立ちます。これからも、チャンスがあれば高座に出て勉強したいです」と話した。