人気アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の出演声優がインタビュー中にしたとされる発言について、同作品を手がけるバンダイナムコフィルムワークスは31日までに、公式サイトで「編集者の臆測による文面」と釈明した。

雑誌「月刊ガンダムエース 2023年9月号」では、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の出演声優へのインタビュー企画が実施された。出演声優のひとりが、女性キャラクター同士が「結婚した」と明言する箇所が電子版では削除されているとして物議を醸していた。

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」公式サイトでは、バンダイナムコフィルムワークスの署名のもと、「月刊ガンダムエース2023年9月号掲載のインタビュー記事についてのお詫び」と題したメッセージを掲出し、「紙の雑誌と電子版において一部記述が異なったことで、作品を応援してくださる皆様に混乱を招いてしまい、誠に申し訳ございません」と謝罪。当該箇所について、「ガンダムエース編集者の臆測による文面が存在し、校正時に修正依頼を行ったにも関わらず、該当箇所の修正が反映されないまま責了となり、7月26日に発売されることとなってしまいました」と編集者とのやりとりでミスがあったことを説明した。

また「作品側としては、本編をご覧いただいた皆様一人一人の捉え方、解釈にお任せし、作品をお楽しみいただきたいと考えておりますので、ガンダムエース編集部とも協議の上、修正可能な電子版の記述は、本来の依頼通りに修正し、現在は配信しております」とし、「この度は、作品を応援してくださる皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことを、重ねて心よりお詫び申し上げます」と再び謝罪の言葉をつづった。